Googleが、世界40カ国以上で調査したスマートフォンの普及・利用状況に関するデータを「Our Mobile Planet」として公開した。各国のOS別シェアやモバイル広告の認知度などをグラフで表示できる。
米Googleは5月15日(現地時間)、世界のモバイルユーザーおよびモバイルマーケティングに関する調査結果「Our Mobile Planet」を発表した。
Our Mobile Planetでは国別の詳細な調査結果(PDF)をダウンロードできる(日本のデータはこちら)ほか、ページのグラフ作成ツールで知りたい項目についてのデータを参照することができる。
同調査は、Googleが米調査会社Ipsosおよびモバイルマーケティングを推進する非営利団体MMA(Mobile Marketing Association)と共同で実施したもので、40か国以上を対象としたスマートフォンの普及状況、利用状況に関する独自の分析が行われている。Googleは昨年からこうした調査を実施しているが、このような形でデータを提供するのは初めてだ。
ページ左下の「グラフを作成」をクリックすると、スマートフォンの利用状況やモバイル広告などについてのデータをグラフの形で参照できる。
例えば、OS別でAndroidが最も大きなシェアを占めている国は日本(55%)で、ニュージーランドや米国、中国でもAndroidが首位であることや、利用しているアプリ数(平均)が最も多い(41本)のが日本であることなどが分かる。
Googleは、スマートフォンが普及し、重要性が高まる中、ビジネスにとってこうしたデータを研究することは非常に重要だとしている。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授