交通系ICカードの相互利用に当たり、念のため覚えておきたいこともある。
従来の相互利用と同様、基本的にはエリアをまたいだ利用はできない。問題になるのはJRの場合だ。東海道本線は東京〜熱海がSuicaエリアで、熱海から西の函南〜関ヶ原はTOICAエリア。エリアをまたいで利用はできないため、同線で東京から熱海より西に行く場合はSuicaが使えない。横浜からSuicaで乗車し、名古屋駅でSuicaで下車するといったことはできない。
細かいことだが、交通機関の利用の場合、適用される規則は利用した鉄道・バス事業者のものになる。一方、電子マネーの場合はどこで利用しようとICカード発行事業者の規則が適用されることになる。
相互利用スタートを記念し、23日には各地で記念カードが発売される。それぞれ数量限定のため、欲しい人は各社のWebサイトなどでチェックしておこう。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授