S&P 500社の幹部報酬ランキングで、1位のOracleのラリー・エリソンCEOに続く4人はすべてAppleの幹部だった。ただし、昨年トップだったティム・クックCEOはランク外だった。
米Bloombergは4月15日(現地時間)、Standard & Poor'sの500社(S&P 500)の2012年の年次報告書に基づいてまとめた2012年の企業幹部の報酬ランキングを発表した。トップは9620万ドルの米Oracleのラリー・エリソンCEOで、それに続くのは企業のCEOではなく、ボブ・マンスフィールド上級副社長(8550万ドル)をはじめとする米Appleの幹部4人だった。
マンスフィールド氏に続くのは、Appleの法律顧問を務めるブルース・シーウェル氏、業務執行担当上級副社長のジェフリー・ウィリアムズ氏、ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)。同社のティム・クックCEO(417万ドル)はランク外だった。故スティーブ・ジョブズ氏の後継としてCEOに就任した2011年の同氏の報酬(主に株式)は3億7800万ドルでS&P 500のトップだった。
なお、このランキングは企業が公開したデータに基づくため、Appleが報酬を公表していないワールドワイドマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏やインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏は含まれていない。
マンスフィールド氏は、2012年6月にAppleからの退社を表明したが、8月にはクックCEO直属のテクノロジー担当上級副社長となった。
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