国内最大級のカメラ見本市「CP+(シーピープラス)2026」(カメラ映像機器工業会(CIPA)主催)が26日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。3月1日まで。スマートフォン以外で画像や動画を撮影したい若い世代を中心にコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の人気が高まっており、大手各社の展示でも目立った。コンデジをきっかけに、消費者を自社製品にどう引き付けるかが各社の課題となっている。
国内最大級のカメラ見本市「CP+(シーピープラス)2026」(カメラ映像機器工業会(CIPA)主催)が26日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。3月1日まで。スマートフォン以外で画像や動画を撮影したい若い世代を中心にコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の人気が高まっており、大手各社の展示でも目立った。コンデジをきっかけに、消費者を自社製品にどう引き付けるかが各社の課題となっている。
CIPAの統計によると、2025年のコンデジの国内向け出荷台数は52万5千台と、2年連続で増えた。スマホより質の高い画像や動画を撮りたい層や、少し画質が粗く懐かしい感じの「平成レトロ」といわれる画像や動画の撮影用などで台数も伸びた。市場の復調を商機と見た大手メーカー各社が新商品を相次いで投入したことも出荷台数増の追い風となった。
富士フイルムのブースでは、昨年6月に発売されたコンデジの新商品「Xhalf」を15分間無料で貸し出すサービスを実施。フィルムカメラ撮影の写真のような色合いを再現できる機能などアナログな仕様が人気の商品だ。小型軽量で、クラシカルなデザインが人気のデジカメ「Xシリーズ」などで実際に撮影体験できるコーナーにも初日から多くの来場者が訪れた。山元正人副社長は「(写真や動画を)撮りたい、残したい、シェアしたいをぜひ来てもらって、体験いただきたい」と話した。
キヤノンは、女性や39歳以下の若年層など主に初心者向けや、先進的な映像技術を駆使した上級者向けなど大きく3つのエリアに分ける形で出展。幅広い層が撮影体験をできるよう工夫を凝らした形だ。ソニーやニコンも、自社製品のコンデジやデジタル一眼カメラでの撮影を体験できるコーナーを設けた。
2年連続で増えたとはいえ、コンデジの出荷台数はピーク時の07年(992万2千台)の約20分の1に過ぎない。スマホの普及で、出荷台数が急激に落ち込んだ歴史もあり、足元の需要増を各社の安定的な成長につなげられるかが、今後の焦点となる。(永田岳彦)
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授