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» 2009年12月10日 07時45分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:4時起床のすすめ――時間密度を上げる朝時間活用 (1/2)

時間は誰にでも平等に与えられているもの。実際仕事をする時間ばかりではなく、自分の人生や仕事を考える時間も必要です。脳がすっきりしている朝の時間を有効に活用してみませんか?

[池田千恵(図解化コンサルタント),ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。

時間は命を削って生まれるもの

「一日のほとんどが会議でつぶれてしまう」

「部下の質問や面談がたくさんあり、自分一人でじっくり考える時間が作れない」

「平日は仕事で精一杯。土日も疲れてしまって、家族との会話も減ってきてしまった」


 会社での地位が上になればなるほど、部下に仕事を任せ、自分は部署全体や会社の方向性にかかわる戦略など、腰を据えて考える時間が増えるように思えます。しかし、なかなかそうもいかないことが多いのではないでしょうか。

 ケアしなければならない範囲が必然として広がり、部下時代とは見える景色が違ってくるため、対処すべき事柄も増えます。ついさっき出社したと思ったらもう夕方。目の前の仕事は片付いたけれど、今後どうすべきかなどの根本的な問題解決はほとんど進まなかった、ということもあるかと思います。仕事の忙しさに流されて、仕事以外の自分と向き合うことも難しいのではないでしょうか。

 時間は一見たっぷりあるように見えても、意識しないでいるとあっという間に過ぎてしまうもの。「Time is Money」という言葉は良く聞きますが、わたしには「Time is Life」 という表現の方がしっくりきます。なぜなら、時間は命を削って生まれるものだからです。人間は生まれた瞬間から「死ぬ」ことに向かって進んでいきます。そう考えると、すべきことやしたいことに優先順位をつけるのを怠るのは、自分の寿命を無駄遣いしていることになるのです。与えられた命を無駄にせず、どれだけ密度濃く生きていくか。それが人生の質を決めるといっても過言ではありません。

 わたしはこのような考えから、決められた時間の中での生産性を高めることを「時間密度を濃くする」と言っています。時間密度を濃くする方法としてお勧めするのが早起きです。自らも23時就寝、4時起床の生活を長年続けており、朝の始業前の時間を、仕事やプライベートについてじっくり考える時間にあてています。例えば、次のようなスケジュールです。


朝4時起床。42度のシャワーを浴びて目を覚ます。

5時までに化粧や髪型を整える&メールチェックなどを済ませる。

5時〜5時40分 朝食、片付け。

5時40分 家を出る。

6時30分 事務所近くのカフェ到着。

6時30分〜7時 昨日の夕刊と今日の朝刊を読む。

7時〜9時 時間の使い方を検証したり、本を読んだり、ブログを書いたり、企画書を書いたりと「思索と計画」の時間にあてる。

9時〜 事務所に移動して業務スタート。



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