連載
» 2009年12月24日 08時15分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:人脈形成には日々の努力を惜しんではならぬ (1/3)

あなたは誰かの人脈づくりの手助けをしたことがあるか。自分が信頼される存在になってこそ人脈は築ける。

[高橋幸輝(インシィンク),ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。

 仕事は「人脈で決まる」とよく聞きます。その人脈とは、本来流動的な人との関係を固定化し、継続的な関係へと変えることで生まれるのです。人脈は決して社外のものだけではなく社内人脈も重要です。社内外の人脈を持った人ほど出世の階段を上るというデータがあります。その理由は「重宝がられる」からです。

人脈=関係の固定化+継続化

 これをまずは脳裏に刻んでください。

 「この人との関係を固定化かつ継続させることが大切か?」という疑問がわくでしょう。おおむね、答えはNOです。だから、人脈ができないとも言えるのです。

人脈における自分の位置を確立させる

 われわれは社会のネットワークの中に住んでいます。となると他者との間で何らかの自分のポジションを作らなくてはいけません。人脈という網の目の中で自分の位置取りがしっかりできる人が人脈活用できる人なのです。人脈において意味を成すポジションが2つだけあります。


(1)仲介できる位置取り

 例えばAさんがCさんに会いたいのにつてがないとします。ここで「わたし」が「仲介」することで、AさんをCさんに橋渡しすることが可能であれば、「わたし」のAさんに対するポジションは絶対的です。こうした影響力を行使することでコントロールが可能です。このような仲介や口利きモデルの典型は商社です。


(2)代替のない位置を占める

 皆さんの周りに「あの人に任せれば大丈夫だ」と思われている人はいますか。そんな人がこれに当てはまります。ものすごい情報通で、あの人に聞けば何でも分かる、もしくはあの人に聞かないと分からない、という「代替性」のない位置取りをすることで価値が高まります。このように唯一無二の存在になれば、より多くの人や情報が集まり、人脈における重みが増すのです。


 自分の現在の位置取りを考えてみてください。どちらかに当てはまっていますか? 人脈を生かし、構築する速度を高めるにはこの2つのパターンしかありません。ある意味、非常に過酷で実力が如実に出る世界なのです。人脈こそ二極化の縮図といっても過言ではないです。社内においても出世してきた人は必ずこのどちらかに当てはまります。ですから自身の強みを認識し、そこに磨きをかける修練が欠かせないのです。これにまい進すれば、人脈は必ず築けます。

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