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» 2011年02月10日 08時00分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? (1/2)

身近な小物への接し方が人生を好転させることもある。大切にする人には引き寄せられるという。

[亀田 潤一郎,ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


 あなたは今、どんなお財布を使っていますか? そのお財布に「こだわり」はありますか?

 お財布は単なるお金を入れる道具という役割以上に、使う人の稼ぐ力やお金に対する考え方、ひいては生きる姿勢や周囲の人との関わり方といった、今までの人生を通してあなたが身につけてきた哲学をありありと映し出します。

nagazaifu.jpg 『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? 』

 なぜなら、あなたがこれまで得てきたもの、これから得ていくもの、それらを仲介する「お金の出入り口」がお財布である以上、その使い方が、そのままあなたの生き方そのものに影響を与えると言っても過言ではないからです。

 わたしは税理士として、これま500人以上の経営者やビジネスパーソンのお財布を見てきました。そしてその経験を通して、稼ぐ人だけが実践しているお財布の使い方について、ある共通のルールを発見しました。

 それはひとことで言うなら、「お財布をキレイに使うこと」。この習慣こそが、実はその人のお金回りに大きな影響を与えていたのです。

 拙著『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』は、これまであまり真正面から語られてこなかったお財布に対する視点を取り上げ、わたしの周囲にいる「稼ぐ人=お金に好かれる人」のこだわりを紹介しながら、極めて身近な小物への接し方をキッカケに、人生を好転させるヒントをお伝えします。

 ではなぜ、「稼ぐ人は長財布を使う」のでしょうか? それは、お札を折り曲げることなくきれいにしまえる「長財布」を使うことによって、大切なお金を丁寧に、美しく扱う基本の心掛けが備わるからです。そして、この気持ちこそが、お金を引き寄せる一番の秘訣だったのです。

 お金を大切にする人は、お金のみならず、人間関係や、仕事、情報など、お金にまつわる全てのものを大切にします。その心配りが、巡り巡ってその人のお金として返ってくる事を知っているのです。お金は人を介して巡ってくるものです。

 拙著では、稼ぐ人が行っているお金とお財布に関する習慣のうち、特に効果があると思われる方法を紹介しています。今回はその中から3つのポイントに絞って紹介します。

1)コンビニではお金をおろすな

 最近はいつでもどこでも、コンビニで気軽にお金をおろせるようになり、便利な世の中になりました。しかしその便利さゆえ、「お金を失いやすい環境」になりつつあるともいえます。コンビニでお金をおろすようになると、普段、お財布には必要な分だけしか持ち歩かず、必要な時にだけおろすという事が習慣化されやすくなります。実はここが問題なのです。わたしが得た統計では、お金を失いやすい人ほど、頻繁にお金をおろすという傾向があります。

 なぜなら、いつ、いくらおろしたという記憶があいまいになり、手元にあるお金を感情の赴くままに使ってしまうからです。それでは、お金が貯まることはありません。もし少しでも心当たりがあるのなら、一度コンビニでおろす習慣を手放してみてはいかがでしょうか? 最初は少し不自由に感じるかもしれません。けれども制限があるからこそ、お金をおろす際に最低でも向こう一週間の出入りについて予定を考えるはずです。そのように計画的にお金をおろすことで、無駄なお金が出ていくのを防ぐことができるのです。

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