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» 2012年03月07日 08時00分 UPDATE

海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点:好かれるソーシャルメディアの力 (1/3)

最も人を引き付けているソーシャルネットワークはどれか? ソーシャルメディアの利用で、世界中のあらゆる人とつながりを持ち、ビジネスができる。顧客を喜ばせ、魅力的なブランドを作り関心を集める方法とは。

[エグゼクティブブックサマリー]
エグゼクティブブックサマリー

 この記事は、洋書配信サービス「エグゼクティブブックサマリー」から記事提供を受け、抜粋を掲載したものです。サービスを運営するストラテジィエレメントのコンサルタント、鬼塚俊宏氏が中心となり、独自の視点で解説します。

3分で分かる「好かれるソーシャルメディアの力」の要点

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  • 消費者をソーシャルメディアの世界へ引き込むには、マーケターは好感のもてるオンラインコンテンツを提供しなければならない
  • 2010年、Facebookは「いいね!」ボタンを追加した。これによりオンライン・マーケティングが激変した
  • 1人のFacebook閲覧者が、オンラインコンテンツの「いいね!」ボタンをクリックすると、平均で130人の人(「いいね!」ボタンを押した人の友人)が、そのコンテンツを目にする可能性がある
  • 「いいね!」ボタンによって、Facebookを使ってネット上の存在感を強めることができる
  • 自社のFacebookページ(旧ファンページ)をFacebook上に作ること。そして、自社のウェブサイトにFacebookのソーシャルメディア・プラグインを設置すること
  • Twitterを活用して、何百万人というオンラインユーザーが自社と自社製品またはサービスについてどう考え、どう感じているか学ぶこと
  • 価値のあるオンライン上の意見に耳を傾けること
  • ソーシャルネットワーク・コミュニティは大きくするのに時間と労力がかかる
  • 自社のコミュニティを立ち上げるには、従業員、ベンダー、ビジネスパートナー、クライアントの協力を求めること
  • ウェブ上で信頼してもらえるよう努力すること

この要約書から学べること

  • 最も人を引き付けているソーシャルネットワークはどれか?
  • オンライン上の高感度を示す機能が、マーケティングにとって必要不可欠な理由
  • 好感のもてるコンテンツを作る方法

本書の推薦コメント

 Facebookに登録しているユーザーは、1人につき平均して130人の友人を登録しています。ユーザーの1人があなたのページの「いいね!」ボタンをクリックしコンテンツを推薦すると、そのユーザーの友人全員があなたのコンテンツを目にし、その推薦の価値を認める可能性があります。「いいね!」ボタンをクリックされる回数が増えれば増えるだけ、より多くの人があなたのページを見てくれます。

 この実用的な本書のなかで、ライカブル・メディア社のCEOであるインターネット専門家のデーブ・カーペンは、(ベテランのユーザーにとっては聞きなれたものかもしれませんが)使えるアドバイスを提供し、インターネットコンテンツに設置した「いいね!」ボタンのクリック数をできる限り増やす方法を教えてくれています。何をするべきか、どうやるべきか、そしてその理由も説明してくれています。ソーシャルメディアに関する豊富な知識が学べる本書を、企業のブランド力を高め、売上を伸ばしたいと願うマーケティング担当者に薦めます。

 ネットを通じたコミュニティサイト、いわゆるソーシャルメディアはTwitterとFacebookの登場で一つの体系を確立したといってもよいでしょう。全世界にTwitterは約2億人、Facebookは約8億人のユーザーがいると言われています。つまり、Facebookにいたっては全世界の6人に1人が利用しているという計算になります。

 つまり、ソーシャルメディアを利用することで、世界中のあらゆる人とつながりをもつことができることになります。とはいうものの、「どのように知り合って行ったらいいのか?」「どんなコンテンツを配信して行ったらよいのか?」ということでなかなか有効活用ができない人も多いと聞きます。

 もちろん、人ばかりではなく、こうしたソーシャルメディアをビジネスに活用しようとしている企業にもうまく利益に結びつけるまでに至っていないことが多いとも聞いています。最近は日本でもFacebookやTwitterの手引書のような書籍はごく普通に書店でも見かけることができます。もちろん、そうしたものの中にも良書はたくさんあるのですが、机上の空論を記載しているものも少なくありません。

 本書「好かれるソーシャルメディアの力」はそうした手引書ではありません。FacebookとTwitterという一番メジャーなソーシャルメディアを例に取りながら、ソーシャルメディアすべてをどのようにマーケティングに利用したらよいか、そのヒントの数々をわたしたちに投げかけてくれています。

 どういったソーシャルメディアを使うにせよコミュニケーションツールであるかぎりは、その利用方法については多くの共通点があります。ここに書かれていることはあらゆるソーシャルメディアでも活用できるという意味においては実践的な一冊と言えるでしょう。では、早速内容を見ていきましょう。

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