連載
» 2016年06月13日 08時00分 UPDATE

ドラッカーに学ぶ、成功する経営チームの作り方:チーム内で話し合う (1/2)

事前の話し合いが不十分であれば、後になって必ず問題が起こる。仕事が後戻りしたり、時には振り出しに戻ったりする。話し合いの量は、業績の良し悪しに直結する。

[山下淳一郎,ITmedia]

適切な決定を導き出すために

 アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスがの言葉はあなたも知っているだろう。「かつてはドッグイヤーと言われたが、いまやマウスイヤーだ。1カ月の意思決定の遅れは7年に匹敵する」犬が人間よりはるかに速いスピードで成長することは周知のとおりだ。

 ドッグイヤーとは、時代が変わりゆく速さを表現するものとして生まれた言葉だ。マウスイヤーはこれまでにも増して、さらに速いスピードで社会が様変わりしていく姿を表現するものとしてベゾスが使った造語である。

 意思決定を間違ってしまえば、何十年分の損になるか計り知れない。しかし、意思決定のスピードを重視するあまり、正確性を損ねるのはさらに危険だ。ベゾスは、スピードが大事とは言ったが話し合わなくていいとは言っていない。

 適切な意思決定を導き出すために、話し合いは欠かせないのだ。ここで言う話し合いとは、決定する前に検討するということだ。

ドラッカーはこう言っている。

「トップマネジメントチームのメンバーは、自らの担当分野では自ら意思決定を行わなければならない。しかし、ある種の意思決定はチームに保留する必要がある。巨額の投資や人事など重要なことについては決定する前に、トップマネジメントのチーム内で検討しなければならない。」

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「ITmedia エグゼクティブ」新規入会キャンペーン実施中!!  旅行券(5万円)をプレゼント!

「ITmedia エグゼクティブ」は上場企業および上場相当企業の課長職以上の方が約5500人参加している無料の会員制サービスです。
 会員の皆さまにご参加いただけるセミナーや勉強会などを通じた会員間の交流から「企業のあるべき姿」「企業の変革をつかさどるリーダーとしての役割」などを多角的に探っていきます。
 新規でご入会いただいた方の中から抽選でお1人さまに、JTB旅行券(5万円)をプレゼントします。初秋の旅で、日頃の疲れをいやしていただければと選びました。どうぞご応募ください。

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆