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» 2016年07月21日 10時20分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:出世する人としない人の差は、微差であり、その微差こそが大差になる (1/2)

成功する人やうまくやれる人は、成功し、うまくいくような原理原則に則って行動している。

[田中和彦,ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


ビジネス書の著者たちによる連載コーナー「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」バックナンバーへ。


「うまくやっている人は、なぜうまくやれているか? それは、うまくやれるようにやっているからだ。ダメになる人は、なぜダメになっているのか? それは、ダメになるようにやっているからだ」

という言葉があります。

『出世する人、しない人の1ミリの差』

 読んでみて、どう感じましたか?

 先入観をなくすため、あえて誰の言葉かを伏せてみました。

 この言葉、誰のものかを知らせずに伝えると、あまりにも当たり前のことを言っているので、「それで、何?」という反応が多いのですが(苦笑)、改めてよくよく噛みしめて読むと、奥深さが伝わってきます。

 実は、松下幸之助さんの言葉です。

 つまり、成功する人やうまくやれる人は、成功し、うまくいくような原理原則に則って行動しているということなのです。原理原則というのは、「時間に厳しい」とか、「約束は必ず守る」とか、「感謝の言葉を忘れない」とか、一般的によく言われていることです。

 この原理原則とも言える当たり前のことがなかなか出来ないのが人間です。いつも失敗する人はやはり同じような原因で失敗します。逆に、成功する人は、どんな分野であろうとも成功します。

 成功するための原理原則を守っている人というのは、たまたま運悪く、事業を失敗させたとしても、また別の分野で必ず何かを成し遂げていきます。そして、その成功の要因は、極めて真っ当な方法だったりします。「成功や成長には、奇手はなし」との格言どおり、原理原則に則った基本的なやり方が重要なのです。

 スポーツのトレーニングにも言えますが、我流、自己流、マイウェイは、途中で伸びが止まってしまいます。スポーツで成果を上げる最良の方法は、その分野でトップを走り、成果を出している人を徹底的に分析し、まねをすることだと言われています。

 「うまくやっている人のうまくやれるようにやっている」方法を徹底的にまねることが、自分を成長させ、成功に導く正攻法の学び方になるのです。

 Amazonにはカスタマレビューのコメント欄がありますが、有名なビジネス書のコメントを読むと、「当たり前のことしか書いていない」という人が結構いたりしますが、これなども、見方を変えれば、「原理原則は普遍的なもの」だということに他なりません。

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