デロイトトウシュ トーマツは「第6回 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。日本企業としては、2年ぶりにファイベストが第6位にランクイン。
デロイトトウシュ トーマツは12月7日、過去3年間の売上成長率の高かったアジア太平洋地域のテクノロジー企業500社をランキングした「第6回 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。
第1位には、太陽光発電システムを構築している中国のTrina Solarが入り、売上高成長率は27542%を記録した。第2位は、台湾で液晶TVのディスプレイ電力供給などを行うLogah Technology Corporation(12381%)、第3位はオーストラリアのモバイルコミュニケーション企業Mobile Date Group Pty(10237%)と、成長率10000%を超えた企業がランクされた。
日本企業としては、光ネットワーク用光部品のファイベスト(6512%)が第6位と、2年ぶりにトップ10入り。11位にはフォレンジック調査のUBIC、19位にオンラインゲームのジークレストが入った。
国別のランクイン企業数の最多は台湾で99社。インド企業が躍進し、82社ランクイン。韓国も82社で並び、その後日本と続く。日本企業の数は、昨年の52社から63社に増えた。
同ランキング参加国は、オーストラリア、中国(香港・マカオを含む)、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムの13カ国となっている。
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明治学院大学 経済学部准教授