三菱商事は2月2日、北米最大の森林製品会社であるウェアーハウザーとバイオマス燃料分野で戦略的提携に向けた覚書を締結したと発表した。共同出資・共同運営のバイオペレット製造施設設立を目指す。
三菱商事は2月2日、北米最大の森林製品会社であるウェアーハウザーとバイオマス燃料分野で戦略的提携に向けた覚書を締結したと発表した。
同覚書に基づき、両社は共同出資・共同運営で米国内に木質バイオマスを原料とするバイオペレット製造施設を立ち上げることを検討するため、バイオペレット製造事業の事業性調査を開始する。調査期間は、第1期のバイオペレット製造施設が2011年に操業可能になるように目標設定し、調査結果次第では複数期に渡って製造施設を順次立ち上げる予定。
三菱商事は大分県と宮崎県の2カ所でバイオペレット製造施設を操業しているほか、欧州でもドイツの大手バイオペレット製造販売事業者であるビスノバに出資して経営参画しており、米国内にバイオペレット製造拠点を立ち上げることで、世界的なバイオペレット安定供給体制を確立したいとしている。
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明治学院大学 経済学部准教授