ここで聞きたい。あなた自身はミッションを持っているだろうか。
実は、最近のリーダーを見ていて、このミッションを持っていない人が多いとも感じる。組織のミッション、自分のミッションをまず持ってほしい。ミッションを持つためには、どのようにしたらいいだろうか。それは、次のことを問うてみることである。
・我々のお客様は誰だろうか、我々の事業は誰のためにあるのか
・我々の仕事が社会に貢献する価値は何か
・我々の仕事は何のために存在するのだろうか
・我々は社会にどんな影響を与えたいだろうか
ここで大切なのは、お客さま視点を持つことである。ビジネスが存在するのは、お客さまがいるからであり、そこから出発して自分たちの仕事の価値、社会へのインパクトを考えていく。すべてはそこからスタートする。
そして、自分のミッションが明確になったならば、それを組織で共有し、浸透させていかなければいけない。事あるごとに口にし、くり返し、くり返し話していくことが切である。人材育成をする場では、それがより一層求められる。実際の作業を覚えさせるとともに、会社が目指すもの、そのミッションを体に染みつかせるくらいでなければならない。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授