時間を制するものが人生を制する。
この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。
ビジネス書の著者たちによる連載コーナー「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」バックナンバーへ。
以前の僕のスケジュールはゴミでした。17時日本テレビ会議。21時会食など時間と物事が書かれていた。ただ、単純に時間と物事と場所が書かれている。そんな事が多くありますよね? でもそれは大きな間違いです。今から15年ほど前に気が付きました。
「スケジュールって何だ?」
そう、そこから研究が始まりました。するとアナログの手帳では管理できないことが分かり、徹底的にデジタルで管理するようになりました。何度も書き換える。移動方法も書く。その結果、現時点で、完璧なスケジュールを作ることができるようになりました。
「スケジュールを制するものがビジネスを制する!」と思ってます。
会議の時間を決めるときに、「何日がいいですか?」と聞くバカがいるがそれは大きな間違いです。自分の人生なので、自分で決める。○月○日の○時、もしくは……はいかががですか? と自分の都合で決めましょう。
なぜか?
自分の人生なのだから、自分の都合で決めましょう。相手の都合で決めるのではなく、自分の都合で決めましょう。「地球は自分を中心に回っている!」と決めましょう。特に成功したいあなた、経営者になりたい方はぜひともそういう癖を付けましょう。
ついつい相手が目上の人だと、「いかがですか?」と聞きたくなるが、それは大きな間違いです。今は上司かもしれませんが、すぐにあなたが抜きます。あなたが上司です。ガツンと抜きましょう。そのためには誰が主導権を取るか? 非常に大切です。これからは自分で取っていきましょう。
1日のスタートは朝。そこでつまずくと結構厳しいです。ボクは4時半に起き、そこから分単位のスケジュールを管理し実行しています。
「しまった! デンタルフロスでプラークを取るのを忘れた!」
「げッ、靴を磨くのを忘れた。ミスターミニッツで磨いてもらうか」
そんな時、「さらに悪いことが起こるのではないだろうか?」「今日は、ずっと嫌な感じなのかもしれない」などと思うことも度々あります。そう、たかが、鼻毛の手入れやデンタルフロスを使い忘れただけで、一日中嫌な感じです。
それは何とかしなければなりません。そこで僕は、忘れ物の負のスパイラルから脱出しなければならないと思い、ある施策を考えました。それはメモを書くということです。
実に簡単です。最初はノートに書いていたのだが、どんどんやるべきことが増えていきました。
どんどんメモに書いていったら、項目が山のようになってしまいました。すると、やはりノートは不便です。紙は洗面所でフニャフニャになるし、メモも書き足してゆくとどんどん汚くなります。
そこで考えたのがGoogleのスプレッドシートです。マイクロソフトのExcelのようなものです。パソコンで打ち込み、スマホでチェックします。アプリを使えば超カンタンです。本当に便利です。
朝、歯を磨きながら、「デンタルフロスを使わねば」「奥歯は別のブラシで洗う(磨く)」「鼻毛と耳毛をそって」など、スマホでチェックしながら行動をするだけです。
すると、いろんなことを忘れないようになります。スマホを見れば分かるので出張や旅先でもその行動を再現することができます。今日現在、僕のスプレッドシートには、34個の行動すべきことが記載されています。
今、いろいろなモバイル機器があふれています。僕は、iPhone 8 Plus、MacBook Pro 、iPad pro、Apple Watchなどを活用しているので、それらを充電します。毎日4つも充電しています。
以前は、「あっちゃー、充電し忘れた」「げ、電池が切れた」ということが日常茶飯事でした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授