ネットセキュリティーなどのサービスを提供している「イー・ガーディアン」は、X(旧ツイッター)上で頻繁に使用されたフレーズを独自に調査し、その中で最も使用されたフレーズを決める「SNS流行語大賞2023」を発表し、大賞に「かわちい」が選ばれた。
ネットセキュリティーなどのサービスを提供している「イー・ガーディアン」(東京)は、X(旧ツイッター)上で頻繁に使用されたフレーズを独自に調査し、その中で最も使用されたフレーズを決める「SNS流行語大賞2023」(今年1月1日〜10月31日)を発表し、大賞に「かわちい」が選ばれた。
SNS流行語大賞は令和元年から発表をスタート。同社によると、今年1位に選ばれたかわちいは、動画クリエイターのSleepy boyさんがTikTok(ティックトック)にこの言葉を使って投稿した動画が話題になった。その後も、さまざまなクリエイターが動画の中で「この○○○が、かわちい」というフレーズを使うようになったことで、「Z世代」と呼ばれる若年層を中心に流行したという。かわちいは累計で約369万件使用され、2位の「スイカゲーム」に大差をつけた。
5位には、プロ野球の日本シリーズでオリックスを破り、38年ぶりの日本一に輝いた阪神の岡田彰布監督が口にしたことでトレンドになった「アレ」がランクインした。
同社は「今年はテレビやXからだけでなく、TikTokやYouTube(ユーチューブ)などさまざまな媒体を発祥とする流行語も見受けられた」としている。
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