ソニーグループは14日、金融事業を展開する完全子会社のソニーフィナンシャルグループ(SFGI)を10月に上場させる計画を発表した。
ソニーグループは14日、金融事業を展開する完全子会社のソニーフィナンシャルグループ(SFGI)を令和7年10月に上場させる計画を発表した。
ソニーの十時裕樹社長兼最高財務責任者(CFO)が同日のオンライン決算会見で「スピンオフ(分離・独立)実行と上場に向けた準備を本格的に進めたい」と述べた。産業競争力強化法に基づく事業再編計画の認定を13日付で受けたという。ソニーは保有する80%以上の株式を現物配当で株主に還元する。スピンオフ実行後は20%未満で保有する形にする。
14日公表の令和5年4〜12月期連結決算は増収減益。売上高は金融やゲーム事業が伸び、前年同期比20.2%増の9兆5398億円で過去最高だった。営業利益は主力のゲーム機器「プレイステーション(PS)5」の販促費用がかさみ、同15.3%減の9793億円だった。
6年3月期の業績予想については、PS5の販売が振るわず、売上高を従来予想より1000億円少ない12兆3000億円(前期比12.1%増)に下方修正。一方で最終利益はソニー生命保険の運用益増などを見込み、従来予想より400億円多い9200億円(同8.5%減)に引き上げた。
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