東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
2024年上半期も、早くも話題の新店がたくさんオープンした東京のラーメンシーン。人気店出身の店主が修行元の経験をベースに独創的な一杯を生み出したり、間借り営業をしてきた店舗が満を持して実店舗をオープンしたりと、「タイムアウト東京」が厳選したニューカマー3店舗を紹介します。至極のラーメンたちで、上半期を振り返りましょう。
不動前の間借り営業が話題になり大行列を呼び込んだ「奈つやの中華そば」が、2024年1月に実店舗をオープン。学芸大学の名店「麺処 びぎ屋」出身の店主による新店で、店主の地元である東急多摩川線下丸子駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
オープン以降、連日朝から行列が絶えない超人気店です。メニューは「奈つやの中華そば」(950円、以下全て税込み)、「もちもち雲呑中華そば」(1150円)、「もちもち雲呑中華そば」(1250円)などがラインアップ。
一口食べた瞬間に、あっさりしながらも味わい深いスープに、小麦の香りとうまみがぐっと入ってくる細麺が驚くほどよく合います。岩手県産のもち性小麦粉「もち姫」を使ったワンタンは、餅のように厚くモチモチと個性的な食感です。
燻製(くんせい)の香ばしさを感じるチャーシューと、脂身がおいしい2種類のチャーシューが楽しめます。トロトロの味玉もぜひ付けましょう。
次に紹介するのは、2024年4月にオープンした新富町のラーメン店「燎〜カガリビ(kagaribi)」。「ジャパニーズ ソバ ヌードル(Japanese Soba Noodles)蔦」や「七彩」などの有名店で修行した店主が営んでいます。
提供しているのは、味玉かチャーシューのトッピングが選べる「醤油らーめん」(1300円から)と、サイドメニューの「卵かけご飯」(400円)、「肉ご飯」(500円)のみ。「醤油らーめん」は、複数のブランド地鶏を使ったスープと自家製の手打ち麺で、シンプルですが、ハイクオリティーな「清湯醤油」の一杯に仕上がっています。
スープは甘めの醤油スープで、飲み干してしまいたくなる優しい味わい。モチモチの自家製の手打ち麺はスープとの相性がよいです。具材のメンマやチャーシューはしっかりとした歯応えで、丁寧に作られています。
つけ麺好きなら、「四季」も見逃せません。地下鉄門前仲町駅から徒歩6分の場所に2024年1月にオープンしました。コンセプトは「鶏と野菜の芳醇スープ」。5種類以上の根菜を長時間じっくりと煮込んで甘みとうまみを抽出し、贅沢に使用した鶏ガラと合わせてブレンダーで強乳化させたという泡系のスープが特徴です。根菜などは、四季によって食材を変えています。
「つけめん」(990円から)は、絶妙なコシのストレート太麺を、鶏系と関西の泡系のスープで食べます。泡系スープは見た目と違い粘度は低く、程よい塩加減がおいしいです。
「特製つけめん」を注文すると、数種類のチャーシューが別皿で提供されます。フライドオニオンとタマネギも薬味として提供されるので、足の変化を楽しみながら食べ進められるでしょう。「スープ割」も注文して、スープまで完飲したい一杯です。
「東京、2024年上半期ベストラーメン10選」では、さらにラーメン店を紹介しています。是非チェックしてください。
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明治学院大学 経済学部准教授