世界の豪華列車「オリエント急行」を貸し切ったディナープランが箱根で開催タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2024年06月18日 07時08分 公開

 19世紀から20世紀を代表するフランスのガラス工芸家、ルネ・ラリックをテーマにした「箱根ラリック美術館」併設の複合施設「Hakone Emoa Terrace by 温故知新」で、初のディナーコースを提供。実際にヨーロッパで運行していた、豪華列車「オリエント急行」の列車内の特別企画として話題を呼んでいます。

温故知新

 スペシャルディナーの舞台となる列車は、1928年にルネ・ラリックが室内装飾を手がけた、パリとフランス南部を結ぶ「コート・ダジュール特急」。優美な輝きを放つ150枚以上のガラスパネルが貼りめぐらされ、ブドウや男女のレリーフが施された彫像パネルが車内を彩っています。

 2001年まで使用され、2004年に箱根の山を登り美術館へと移設されました。通常は9〜17時の営業時間内の展示で、これまでにも予約制でティータイムやランチの営業を行なってきましたが、今回は初の試みとして夜の時間帯に実施します。

温故知新

 内容は、オリエント急行をイメージしたカラーを好みに合わせて重ねていくカクテル作り体験から始まり、ラリックの人生や作品をイメージした料理の数々を提供。その日に仕入れた新鮮な西湘野菜や、箱根の季節の素材をふんだんに使用したこだわりのコースとして、前菜2品、魚料理、肉料理、アートスイーツ、食後のドリンクなどが楽しめます。

温故知新

 料金は、1人につき1万5950円(1回12人まで、税込み)。予約は、「日本の魅力を感動体験として届ける」をテーマに掲げる「Otonami」(おとなみ)限定で受け付け。初回開催日は2024年7月5日(金)で、今後は金・土・日曜・祝日を中心に予定しています。

 美しく幻想的なラリックの装飾に囲まれて、特別なディナータイムを過ごしてみてはいかがでしょう。

 「世界の豪華列車『オリエント急行』を貸し切ったディナープランが箱根で開催」では、さらに情報を紹介しています。是非チェックしてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

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