有機ELテレビやドラム式洗濯乾燥機の最上位機種など10カテゴリー47商品を今年9月までに展開し、商品によっては新品価格よりも2割以上安く購入できるようにする。
パナソニックは10日、初期不良などで返品された高級家電を修理、清掃した再生品の販売を公式ショッピングサイトで正式に開始した。有機ELテレビやドラム式洗濯乾燥機の最上位機種など10カテゴリー47商品を今年9月までに展開し、商品によっては新品価格よりも2割以上安く購入できるようにする。再生品の販売は昨年12月からテレビと洗濯機で試験的に実施していた。
同社は令和2年度から家電の値崩れを防止するために量販店などの小売店に「価格指定」を行う販売制度を導入。ドライヤーや食洗機などの販売価格を指定する代わりに小売店からの返品を受け付ける仕組みで、6年度中に価格指定の白物家電の売上高を白物家電全体の5割以上にすることを目指している。
この制度の導入で店頭展示品などがパナソニックに戻ってくるようになった上、初期不良品を修理して再販する仕組みがなかったことから再生品の販売を開始した。傷の数や品質などの厳しい基準をクリアした商品のみ販売される。国内マーケティングを担う宮地晋治執行役員は「循環型社会に日本企業として貢献していきたい」と話した。(桑島浩任)
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