バンダイナムコグループのバンダイナムコ研究所は18日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの世界観から着想を得た科学技術を実社会で活用しようとするプログラム「ガンダム オープン イノベーション」の成果を発表するイベントを日本科学未来館で開催した。
バンダイナムコグループのバンダイナムコ研究所は18日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの世界観から着想を得た科学技術を実社会で活用しようとするプログラム「ガンダム オープン イノベーション」の成果を発表するイベントを日本科学未来館(東京都江東区)で開催した。同プロジェクトは作品に登場するさまざまなSF技術に注目し、従来とは異なる視点から宇宙開発の研究する異色の試みで、国際宇宙ステーションでの実験などにもつながった。
同プログラムは2021年に発足し、東京理科大や東北大や三菱重工など、15チームが参加。月面での稲作を実現する研究やロボットの操縦技術の開発など、4つのプロジェクトが採択された。イベントは19日までで、研究成果のパネル展示のほか、ロボットを操作して宇宙ゴミを回収するシミュレーション装置も体験できる。
東京理科大らのチームは宇宙居住を可能にする環境技術の開発に取り組んだ。宇宙ステーションで飛行士の周りに二酸化炭素が滞留し、体調悪化を招く問題に対し、チームが開発したセンサーを使って、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士が国際宇宙ステーション内の空気環境を計測する実験の実現にもつながった。
プロジェクトは節目を迎えたが、大学や企業は独自の研究を続けるという。東京理科大の木村真一教授は基調講演で「宇宙で暮らす技術は地球でも有用。日本は大きな力を持っている」とし、「(ガンダム作品で持ち入れられる年号の)『宇宙世紀』はすでに始まっている。この活動を続けていきたい」と述べた。
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