ITRが発表した2006年度国内CRM市場動向の調査結果によると、出荷金額で前年比17.8%増の142億円に達した。2007年度は17.6%増となる見通しだ。
アイ・ティ・アール(ITR)は10月12日、2006年度の国内CRM市場動向の調査結果を発表した。
2006年度の国内CRM市場は、出荷金額ベースで前年より17.8%増の142億円を示した。CRM関連の投資は拡大傾向にあり、2007年度は17.6%増となる見通しだ。
国内CRM市場をコンタクトセンター、SFA(Sales Force Automation)/SFE(Sales Force Effectiveness)、マーケティング、フィールドサービス、分析、電子商取引(EC)に分類すると、2006年度はメール配信によるマーケティング分野の伸びが最も大きく、前年比20%増の17.9億円となった。2007年度は前年より41%増え、25.3億円の市場規模になるという。
マーケティング分野の出荷金額は、シナジーマーケティングが19.3%でトップ。2位以下は日本オラクル、エイジア、セールスフォース・ドットコムが続く。シナジーマーケティングおよびセールスフォース・ドットコムは、SaaS提供で売り上げを増やした。
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明治学院大学 経済学部准教授