「スカパー!」のコールセンター、ブレードPC860台を展開へ

DNCCは、2008年度末までにブレードPC860台を導入する。コールセンター業務は加入者情報を扱うだけでなく、人員の流動性が高く、セキュリティと運用管理コストの低いブレードPCを選択した。

» 2008年01月23日 21時04分 公開
[ITmedia]

 衛星放送「スカパー!」加入者の顧客対応業務を行うデータネットワークセンター(DNCC)は、2008年度末までにブレードPC860台を導入する計画だ。コールセンター業務は加入者情報を扱うだけでなく、人員の流動性が高いため、セキュリティと運用管理コストの低いブレードPCを選択した。

 採用したのは、日本ヒューレット・パッカードのブレードPC「HP bc 2000 Blade PC」。既に360台を導入しており、2008年度末までにさらに500台をリプレースする予定という。

 センター側に設置したブレードPCをシンクライアント端末などからネットワークアクセスして利用する。端末自体には加入者情報を保存できないため、持ち出しなどによる情報漏えいのリスクを軽減できるほか、センター側で管理を一括できるため運用管理も負荷も少なくできる。

 DNCCは、スカイパーフェクト・コミュニケーションズの子会社で、420万件を超える「スカパー!」加入者情報の管理や、電話・電子メールによる顧客対応業務を行っている。セキュリティが万全であることや、短期間でのシステム構築などが要件として求められていた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆