環境省、国立環境研究所および宇宙航空研究開発機構は2月16日、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が観測した大気中のCO2とメタンの濃度データや雲被覆情報などを2月18日から一般提供開始すると発表した。
環境省、国立環境研究所および宇宙航空研究開発機構は2月16日、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)が観測した大気中のCO2とメタンの濃度データや雲被覆情報などを2月18日から一般提供開始すると発表した。
いぶき搭載の主センサーである温室効果ガス観測センサー(TANSO-FTS)によって取得された輝度スペクトルデータを基に解析したCO2とメタンの濃度データに対する初期検証作業が完了したことに伴うもので、国立環境研究所のいぶきデータ提供サイトから、希望する地点、日時のデータをダウンロードできる。また、副センサーである雲・エアロソルセンサー(TANSO-CAI)の地球観測画像データから解析された雲被覆情報(各画素の晴天域信頼確率を示すデータ)も、同サイトからダウンロード可能。
今後は、データ処理手法をより精密化して解析結果のデータ品質を向上させるとともに、2011年上半期をめどに、月別・地域別のCO2吸収排出量(収支)データも一般提供を開始する予定。
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