それでは、第一印象だけで判断しないためにどうすればいいのだろうか。
まず、第一印象で判断しないということを自分に言い聞かせることである。できるだけ中立的な気持ちで接する必要がある。また、新しい部署に部下が配属されてきた場合、いろいろな周りからの風評を聞くこともあるだろうが、それについてもうのみにせず、まずは実際にじっくり話をして、自分で判断することが必要である。
次に、「部下の行動を見る」ことである。人は口ではいろいろなことを言えるものである。しかし、行動が伴わなければ言ったことは意味がない。調子よく「来週までにやってきます」と言っておきながら、週明けに聞いてみると、「いや時間がなくて」と言い訳を口にする人もいる。行動が伴っていないのである。言葉はうそをつくかもしれないが、行動はうそをつかない。
第一印象を持たないことが大切ではあるが、第一印象で何かしら持ってしまうことも否めない。しかし、それだけで判断しないためには、部下の「行動」に着目することが大切である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授