Fortuneが毎年発表する米国の「働きがいのある企業100社」で、Googleが3年ぶりで1位に返り咲いた。
米ビジネス誌「Fortune」は1月19日(現地時間)、米国企業を対象にしたランキング「最も働きがいのある企業100社」の2012年版を発表した。2007年、2008年と2年連続で1位を獲得した後、2009から3年連続で4位だったGoogleが1位に返り咲いた。
同ランキングは、Fortuneと働き方に関する研究機関「Great Place to Work Institute」が連携し、米国企業の従業員に対して、経営陣の信頼性や仕事に対する満足度、給与、福利厚生制度などを調査した結果に基づくもの。Googleの従業員の多くが、同社のミッション、企業文化とともに、充実した社内施設を満足の理由に挙げた。同社は約25の無料カフェを運営するほか、ニューヨークオフィスでは眉毛を整えるサービスを無料で提供する。
Googleのラリー・ペイジCEOは自身のGoogle+で「私はGoogleを働きたい場所であってほしいと思っているので、Fortuneの働きがいのある企業ランキングで1位になって非常にうれしい。Googleは従業員とそのハードワーク、献身のたまものだ。みんなありがとう」と語った。
同氏は第4四半期業績発表後の電話会見でもこの件に触れ、「過去3回も1位に選ばれたのはGoogleだけだ」と語った。Googleの同四半期末時点の正社員数は、前四半期から1114人増加し、世界で3万2467人。
このランキングの2位は昨年と同じくBoston Consulting Group、3位は2010年、2011年と2年連続1位だったSASだった。IT企業としては、6位にNetAppが、11位にZappos.comが上位にランクイン。Microsoftは76位、Appleはランク外だった。上位100社のリストはこちら。
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明治学院大学 経済学部准教授