米国ではFacebookの公開設定を「友達の友達」にした場合、投稿は平均で約3万人に表示されることになる。
米非営利調査機関Pew Research Centerは2月3日(現地時間)、米国のFacebookユーザーの友達との関係についての調査結果を発表した。
この調査結果は、Facebookの個人データへのアクセスを許可した米国在住の269人のFacebookユーザーの電話インタビューおよび個人データの分析に基づいている。
米国の平均的なFacebookユーザーは、1カ月当たり平均14回誰かのコンテンツで「いいね!」をクリックし、20回誰かから「いいね!」を受ける。1カ月に1人以上に友達リクエストをするのは40%で、63%は1度以上友達リクエストを受けている。
いいね!や友達リクエストなどのアクティビティで、平均的なFacebookユーザーが与えるより受ける方が多いのは、各アクティビティで特化して積極的な“パワーユーザー”が全ユーザーの20〜30%ずついるからだという。
13ページに上る調査報告書(PDF)から、幾つかの数字を紹介する。
友達の友達の数については、単純な計算では平均7万7400人になるところだが、多数の友達(の友達)を持つ一部のユーザー(最も友達の友達が多かった調査対象ユーザーでは782万1772人だった)の影響を考慮すると、平均的なユーザーの友達の友達の数は約3万になるという。
つまり、米国ユーザーの場合、公開範囲を「友達の友達」に設定すると、投稿は少なくとも約3万人のニュースフィードに表示されるということになる。
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明治学院大学 経済学部准教授