3月に発売されたAppleの新iPadが、Consumer Reportsのお勧めタブレットで最高の評価を獲得した。また、ChangeWaveの顧客満足度調査では82%が「非常に満足」と回答。いずれもRetinaディスプレイが評価のポイントになっている。
米Appleの新iPadが、消費者専門誌Consumer Reportsが4月2日(現地時間)に発表した「お勧めタブレット」で、45モデル中最高の評価を獲得した。
Consumer Reportsは3月に、新iPadでアクションゲームをするとiPad 2に比べてかなり高温になることが分かったが、心配するほどではないと発表している。
お勧めタブレットには、今回新iPadの他、韓国Samsung ElectronicsのGALAXY Tab 7.7、ソニーのTablet P、東芝のExcite 10LEなど新たに10モデルが加わり、45台になったが、総合評価で新iPadが最高得点になった。
Consumer Reportsは特に新iPadのRetinaディスプレイを高く評価しており、色再現性について過去最高の得点を与えた。iPad 2の青みがかった色調がなくなり、色温度がより自然になったとしている。
また、米調査会社のChangeWave Researchが同日発表した新iPadの顧客満足度調査によると、米国の同端末ユーザーの82%以上が「非常に満足」と答えたという。新iPad発売前に実施した旧モデルのiPadの満足度調査での「非常に満足」の回答率74%を大きく上回った。
新iPadの「好きなところ」としては、Retinaディスプレイが郡を抜いて多く、75%が挙げた。次に多かったのはバッテリー持続時間が長いこと、その次は4G機能だった。「嫌いなところ」の筆頭は「価格」(26%)、「無線データプランのコスト)(23%)、「大きさと重さ)(8%)となっている。
新iPadは3月16日にiPadシリーズの三世代目のモデルとして発売された。価格は4万2800円から。米Appleによると、発売した週末だけで300万台売れたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授