焼肉を日々研究する「肉マスター」による焼肉特集第2弾。今回は、赤身肉と同等、むしろそれ以上に愛好する人も多いホルモンの世界をご紹介します。ミノ、タン塩、レバーなど部位も豊富ですが、塩、タレ、辛味噌など味付けもさまざま。店主こだわりの1皿を堪能しに出掛けましょう。
まずは、落ち着いた雰囲気でデートにも使えるホルモン焼肉店、二子玉川の高島屋裏にある「蔵月」を紹介します。「山盛りオニオンスライス(100円)」は、先付けに箸休めに大活躍する何度でもおかわりしたい逸品。「レバテキ焼き」は自分で作るレバテキで、レバーを炭火で炙って、ごま油と塩、ネギのたれをかけて頂きます。2人前の「牛ホルモン9種盛り」は、いろいろな部位をリーズナブルに楽しめておすすめです。
調布駅から15分ほど歩いた辺りにある、地域に根ざした焼肉屋「(卸)調布食肉センター」。名物「フォアればー」は、企業秘密の独自製法で調理した冷製のレバーに、ごま油と塩で味付けしたネギをたっぷりと乗せた逸品で、ねっとりとした食感はその名の通りフォアグラのよう。「トンコロホルモン」は網の端でじっくりと焦げ目がつくまで焼くと、パリパリとした食感と内側の柔らかい食感がやみつきになる逸品です。
恵比寿渋谷橋交差点すぐの路地にある「ホルモンキング」は、ホルモンをつまみにちょっと一杯やるのにぴったりのお店です。湯がいたミノをオリーブオイルとニンニク塩で味付けし、レモンを搾ったイタリアンな味付けをした「ミノネギバカユッケ」は、1品目に持ってこい。おすすめは、ぶつ切りにしたホルモンや軟骨を練り込んだハンバーグ「ホルモンバーグ」。七輪で最後の仕上げを行い焦げ目がつけば食べ頃。あふれる肉汁を味わいましょう。
この他にも、「東京、ホルモン名店 10選」では、大衆居酒屋の趣がある庶民的な名店からデート向きの店まで、ホルモンを食べるならおすすめのお店を紹介しています。夏はお肉を食べて、スタミナをつけましょう!
著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子
タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 心は活字で潤す
- 都会のリゾートで非日常を過ごす
- 猛暑は恐怖で吹き飛ばす
- 美味しいものだけ挟む
- 夏はビアガーデンではじめる
- ワンランク上の旅をコーディネートする
- 5月の疲れは親子丼で労う
- 花屋で感性を磨く
- 焼肉は肉マスターに従う
- デザートの王者を味わう
- かつ丼の新たな一面に驚く
- 肉は塊に限る
- 海のミルクを食べ尽くす
- ラーメンは中央線沿いで味わう
- 香ばしい幸せを頬張る
- 2014年の新名所に集う
- 朝飯は築地で食べる
- 個性派みくじで運勢を占う
- 手みやげはパッケージで選ぶ
- イルミネーションで寒さを和らげる
- 注目のスポーツでバランス感覚を磨く
- 病院ランチで健康になる
- 紅葉はライトアップで楽しむ
- 冬の風物詩、酉の市で縁起をかつぐ
- 秋限定スイーツをホテルで味わう
- 秋の夜長はハッピーアワーからはじめる
- イベントで楽しむ食欲の秋
- 秋はブックカフェで過ごす
- フレンチトーストで至福のひとときを過ごす
- 専門図書館で新しい知識を仕入れる
- 残暑はジェラートで乗り切る
- パンケーキ・ブームの次はカップケーキをチェック!
- この夏は、富士山に登頂する
- 猛暑は恐怖で吹き飛ばす
- いちばん美味しいパンケーキを探しに行く
- 知っていると便利 東京駅で買うべきお土産
- 夏本番到来、美味しいかき氷で涼をとる
- ビリビリ痺れる辛さで、梅雨時の暑気払いを
- 動物園の人気物といえば
- この夏はオルタナティブなビアガーデンに行く
- 梅雨時期ならではの「光」を愛でる
- こんなものも ユニークな自動販売機たち
- エッグベネディクトで朝食ブームを体験する
- “肉汁”と“ルウ”が絶妙に絡む洋食を味わう
- さっそく夏のバカンスをプランする