新日鉱HD、情報子会社をNTTデータへ経営権譲渡

新日鉱HDは、情報子会社セントラル・コンピュータ・サービスの発行済株式の60%をNTTデータへ譲渡する。

» 2007年12月21日 18時13分 公開
[ITmedia]

 総合資源・エネルギー企業グループの新日鉱ホールディングスは12月21日、100%出資の情報子会社セントラル・コンピュータ・サービス(CCC)の発行済株式の60%をNTTデータへ譲渡すると発表した。譲渡日は2008年4月1日を予定している。

 新日鉱HDは事業の「選択と集中」を進めており、本業でない情報子会社の経営権をITを専業とするNTTデータに譲り渡すことで、グループに対するITサービスの向上などを期待している。

 NTTデータは、CCSが持つエレクトロニクス業界や、自動車業界、組込ソフトウエア分野におけるシステム開発の実績を生かし、法人分野の競争優位性を高める。

 経営権譲渡後の社名は未定だが、NTTデータの名称を冠する社名になる予定。

 新日鉱HDは、石油事業のジャパンエナジーと、金属事業の日鉱金属を事業の柱としている。

関連キーワード

CIO | 経営


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆