2つ目のフレームワークをご紹介しましょう。今度はIT予算を3つに分類します(図2)。
例えば、戦略・企画、マーケティング、製品開発の各プロセスにかかわる費用です。
例えば、マーケテンング、CRM、営業、製品開発、顧客サポートの各プロセスにかかわる費用です。
例えば、調達、製造・サービスデリバリ、人事、経理、法務、ITの各プロセスかかわる費用です。
これも、同様に比率自体を問うものではありませんが、ビジネス革新や、ビジネス成長のための支出が年々増えていき、運営の費用が少なくなっていく方が、経営者には心地良いでしょう。企業の環境がビジネス革新を強く意識している状況ならば、そこにIT費用が多く割かれている状況は良いといえます。
経年変化で、運営のための費用の比率が減っていけば、あなたの評価は高くなっていくに違いありません。IT費用や予算についての説明をこのように説明できれば、ITのことがよく分からないと嘆く経営者にもビジネスへの貢献度を明快に示すことができると思いませんか。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授