京セラは8月11日、同社グループの国内外20拠点で取り組んでいるグリーンカーテン活動の実施状況を報告した。本年度のグリーンカーテンの総面積は3043平方メートルで、成長とともに吸収するCO2は年間1万651キロと試算されている。
京セラは8月11日、同社グループの国内外20拠点で取り組んでいるグリーンカーテン活動の実施状況を報告した。
グリーンカーテンは、ゴーヤやヘチマ、マメなどのつる性植物を工場や事業所建屋の壁際で育てて壁や窓を覆い、日差しの遮蔽や植物の蒸散冷却作用によって建屋の空調負荷を抑制するエコ活動。2007年度に京セラの長野岡谷工場で開始した同活動は年々規模・拠点数を拡大し、現在では国内18拠点とタイ、ブラジルの現地法人2拠点の合計20拠点で実施するに至っている。
本年度のグリーンカーテンの総面積は、昨年度実績の約4倍に相当する3043平方メートル。成長とともに吸収するCO2は年間1万651キロで、761本の杉の植樹に相当する効果があると試算されている。空調負荷抑制では、京セラの長野岡谷工場や滋賀蒲生工場などで、執務室の空調を午前中は停止できるようになったとしている。
なお、成長したゴーヤなどの実は従業員が収穫し、社員食堂の食材などとして利用しているという。
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明治学院大学 経済学部准教授