今回は旋風を巻き起こしているiPhoneについて、その理由をビジネスでの利用可能性について「“超”iPhone入門」として勉強します。
AppleのiPhone4が6月に発売になり、銀座のApple Store前には500人を超える行列ができました。テレビでこの光景を目にされた方も多いと思います。世界中にiPhone旋風が巻き起こっているのはなんとなくお分かりかと思いますが、そもそもiPhoneって何モノなのかお分かりですか? もし自分の会社には無関係の話だと思っていたら、重症ですよ!今回はiPhoneに乗り切れない経営者の皆さまのために、「“超”iPhone入門」ということで、今さら聞けないiPhoneについて勉強していきましょう。
iPhoneを一言で言えば電話ということになりますが、皆さんがお持ちの一般的な携帯電話(フィーチャーフォンと呼ばれています)と何が違うかと言えば、出身が違います。ゴルフの世界で例えれば、ジャンボ尾崎こと尾崎将司選手も、石川遼選手もプロゴルファーですが、幼少時代からゴルフで育った石川選手と違い、尾崎選手はプロ野球出身です。
フィーチャーフォンと呼ばれるいわゆる一般的な携帯電話は、電話の機能を基本としながら、インターネット接続機能などコンピュータのさまざまな機能を装備し、今の形になりました。iPhoneは、Appleのコンピュータ(マッキントッシュ)が基本になり、コンピュータの機能に電話機能が追加されて誕生しました。結果として現時点では機能的に一般的な携帯電話とiPhoneは大変似ているものです。
スマートフォンをインターネット(wikipedia)で調べてみます。
「スマートフォン (Smartphone) は、携帯電話・PHSと携帯情報端末 (PDA) を融合させた携帯端末。通常の音声通話や携帯電話・PHS単独で使用可能な通信機能だけでなく、本格的なネットワーク機能、PDAが得意とするスケジュール・個人情報の管理など、多種多様な機能を持つ」
若手社員にiPhoneって何だ? スマートフォンとは何だ? と質問すると上のような答えが返ってくると思いますが、正確ではありません。実際にはフィーチャーフォンにもインターネット機能はありますし、スケジュールや個人情報管理の機能も使いきれないくらい整備されています。では、iPhoneをどう理解すればいいか、この記事を読まれた皆さまはスマートに簡単に答えてしまいましょう。
「iPhoneはコンピュータで電話機能がついているもの」
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
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明治学院大学 経済学部准教授