東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
暑すぎず、寒すぎず、体を動かすには、本当に気持ちの良い季節です。エグゼクティブな方には、走っている方も多いでしょうか。現在のマラソンブームの火付けに一役買ったのは、“メタボ検診”が始まったことだともいわれていますが、「仕事に効く 脳を鍛える 新しいランニング」によれば、忙しく働く方ほど、ランニングで「ビジネス脳」を活性化しているのだとか。
走るイベントも増えました。先週末、都内では、公園、住宅街に、国道と多様な景色を楽しめる人気イベント「第6回世田谷246ハーフマラソン」。そして、東日本大震災の被災地・岩手では、ランナーたちが復興への願いを込めながら市街地のコースを駆け抜ける「第24回宮古サーモン・ハーフマラソン」が開催されていました。
もちろん、目標を定め、ストイックに走るのも良いのですが、私が目を付けたのは、自分へのご褒美を目的としたエンターテーメント的マラソン大会。その名も「スイーツマラソン」です。
11月20日には、福岡市中央区の大濠公園で「第3回全国スイーツマラソンin福岡」、12月4日には、「第4回全国スイーツマラソンin大阪」、そして、年明け2012年1月には、「第5回スイーツマラソンin東京・お台場」が開催予定となっています。走って疲れた体も、マカロンツリーが登場すれば、疲れも吹き飛びますよね。
そして、誰かのために走るのも素敵です。2005年から、毎年4月に開催されているチャリティーマラソン大会、「パラカップ」は、フィリピンを初め、世界中の恵まれない子どもたちを支援することを目的としています。同大会の副題は「世界の子どもたちに贈るRUN」。2012年大会は、4月8日です。走ることは決して楽ではありませんが、誰かのためだったら、ゴールを目指す足にも、いつも以上のパワーが漲りそうです。
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しばしお仕事を忘れ、完走を目指せば、流れ出る汗とともに心も体もデトックスされ、頭もすっきり。新しいアイディアが生まれるかもしれません。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授