ローランド創業者・梯郁太郎さんがグラミー技術賞を受賞。日本の個人としては初。
ローランド創業者・梯郁太郎(かけはし・いくたろう)さんがグラミー技術賞を受賞したことを同社が明らかにした。同賞はソニー、ヤマハが受賞したことがあるが、日本の個人は初めて。
電子楽器が演奏情報をやりとりするための共通規格「MIDI」(Musical Instrument Digital Interface)の制定に尽力したとして、シンセサイザー「Prophet 5」などで知られるSequential Circuits創業者のデイブ・スミス氏と共同で受賞した。
梯さんは1930年大阪生まれ。54年にカケハシ無線を創業、その後Hammondなどと合弁会社を設立し、72年にローランドを設立した。
1983年「MIDI」規格の発表より30年。非常に短く感じますが、この30年で、電子楽器が世界的に広く使われるようになりました。
「MIDI」がお役に立てたのだと思うと、大変感慨深いです。
各メーカーが協力し、電子楽器の発展という同じ目的で努力したことが、今回の表彰に結びつきました。
「MIDI」規格のシステムのコンセプトを作った当時の弊社技術部長 菊本忠男氏をはじめとするエンジニア、関係者の皆さまとともに、この受賞を喜びたいと思います。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
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明治学院大学 経済学部准教授