ファンの前に立った時は泣きそうだった――ロックバンド「X JAPAN」のリーダーで実業家でもあるYOSHIKI氏が4月11日、新経済連盟(代表理事:三木谷浩史 楽天会長兼社長)が主催する「新経済サミット2018」に出席した。
ファンの前に立った時は泣きそうだった――ロックバンド「X JAPAN」のリーダーで実業家でもあるYOSHIKI氏が4月11日、新経済連盟(代表理事:三木谷浩史 楽天会長兼社長)が主催する「新経済サミット2018」に出席した。同日夜にはライブを控えていたが、リハーサルを抜け出して登場。首のけがを乗り越え開催したライブなどへの思いについて英語で語った。
講演には楽天の三木谷浩史会長兼社長、米salesforce.comのマーク・ベニオフ会長兼CEO(最高経営責任者)、そしてノーベル賞科学者で京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が登壇。YOSHIKI氏と従前から交流があるメンバーだ。
三木谷社長とベニオフCEOは前日に開催されたX JAPANのライブに参加。ベニオフCEOはX JAPANのライブパフォーマンスもさることながら「ファンがライブに参加している姿も非常に素晴らしかった」と称賛した。
YOSHIKI氏も「人工椎間板置換手術を受けてから初めてのフルステージ演奏だったので、ファンの前に立った時は泣きそうだった」と振り返った。
両腕を交差しながら飛ぶ「Xジャンプ」をしたかとYOSHIKI氏に聞かれた三木谷社長は「次回は……」と、会場の笑いを誘った。
山中所長は同講演の次のプログラムに登場する予定だったが、飛び入りで参加。YOSHIKI氏とは東京オリンピック・パラリンピックのプロジェクトに関連して対談した仲で、昨年はYOSHIKI氏のディナーショーにも参加したという。京都でYOSHIKI氏と食事をしたエピソードなどを披露した。
プログラムの最後で、ベニオフCEOは「日本経済のためにもし願いが1つかなうなら何を願うかと」と、質問を投げかけた。
三木谷社長は「英語」と即答。「東京がもっとグローバルになれば、才能ある人が集まりさらにイノベーションが生み出されるだろう」と期待を述べた。
YOSHIKI氏も英語学習はそんなに難しくないとし、日本人がさらに挑戦するためには英語が重要であるとの考えを示した。
ベニオフCEOは日本の男女平等の推進を挙げた。世界の男女平等ランキングで日本がランクダウンし下位に位置している現状を指摘。「日本経済がより成功を収めるには女性の地位向上と女性の活躍が必要であり、それが私の願いでもある」訴えた。
三木谷社長は「早速課題に取り組んでいき、来年どうなっているかまた一緒に確認しよう」と講演を締めくくった。
17年5月に人工椎間板置換手術を受けていたYOSHIKI氏。10、11日に開催されたX JAPANのライブではフルステージで演奏を行い、完全復活を果たした。X JAPANは今月半ばに米カリフォルニア州で開催される音楽フェスに参加する予定だ。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授