梅雨入りした千葉県内だが、晴れた日が続き早くも最高気温30度以上の真夏日を記録している。暑さに慣れていない時期は熱中症リスクが高くなる。また、ゲリラ豪雨や再び梅雨らしい天候になる可能性もあり、雨への備えも怠れない。
梅雨入りした千葉県内だが、晴れた日が続き早くも最高気温30度以上の真夏日を記録している。暑さに慣れていない時期は熱中症リスクが高くなる。また、ゲリラ豪雨や再び梅雨らしい天候になる可能性もあり、雨への備えも怠れない。そんな極端な気候変化を少しでも快適に過ごすため、暑さと雨対策アイテムが進化を続けている。千葉市内の大型店などを取材、売れ筋商品を探った。
生活雑貨を扱う千葉ロフト(千葉市中央区)の店頭には「強力」に冷やす暑さ対策グッズの新商品が並んでいる。
冷感スプレー「ひんやりシャツシャワー レベルGOD」は衣服に吹き付けると急速に涼しく感じる。従来品に比べて冷感効果が大幅にアップし、記者が自分のシャツに吹き付けると、室内では寒いくらいに冷え、数時間経っても冷たさを維持していた。
手持ち型の「多機能ジェットファン(扇風機)」は手にすっきり収まるサイズにもかかわらず、最大出力で風速約10メートルの風を送り出す。顔に当てると息ができないほどの強さだった。
また、手持ちではなく、別のものに装着して使うファンも登場。スマートフォンや日傘を使いながら、ファンで体を冷やすことができる。
熱中症対策が必要なのは体だけはない。家電量販店のヨドバシカメラ マルチメディア千葉(同市中央区)では、1階入り口すぐの暑さ対策グッズ売り場でスマートフォン用の冷却グッズも販売されている。デジタル機器を手掛けるエレコム(大阪市)の「スマホクーラー」は、スマートフォン背面に磁力で貼り付け、ゲームや動画撮影中など長時間使用の際の熱上昇を抑える。最大マイナス20度の冷却効果(同社試験結果)があるという。
熱中症対策をしながら、ゲリラ豪雨など突然の雨に備えるアイテムも進化している。
そごう千葉店(千葉市中央区)の婦人向け傘売り場で人気なのは、晴雨兼用の傘。生地1枚の作りが多い雨用傘とは違い、内側にコーティングやラミネート加工を施し、日差しを遮る。また「逆折り」という傘を閉じたときに濡れた部分が内側になり、衣服などが濡れにくい商品が売れ筋で、暑さと雨対策の二役を担う。雨用傘では風に強い「超耐風」傘が注目で、風速30メートルまで耐えることができる設計だという。
雨対策は傘だけではない。撥水加工がされたエコバッグ「レインバッグ」も人気で、バッグ全体が水をはじく素材で作られ、買い物帰りの突然の雨でも中のものが濡れにくい。
色鮮やかな商品が並ぶ傘売り場。同店の宮沢多香子さんによると「長傘は機能だけでなく、雨の日に気分を上げたいという理由で、デザインや色で選ぶ人が多い」という。(鈴木貴之)
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