日本生産性本部は15日、2024年の余暇の過ごし方を調査した「レジャー白書2025」速報版を公表した。日帰りを含む「国内観光旅行」を1回以上した人の割合は前年(48.7%)と比べてほぼ横ばいの48.3%で、3年連続1位だった。
日本生産性本部は15日、2024年の余暇の過ごし方を調査した「レジャー白書2025」速報版を公表した。日帰りを含む「国内観光旅行」を1回以上した人の割合は前年(48.7%)と比べてほぼ横ばいの48.3%で、3年連続1位だった。ただ、前年をわずかながら下回っており、新型コロナウイルス禍後の回復基調は鈍化している。
担当者は「物価高の影響で多額のお金がかかる国内観光旅行ができないのでは」と分析している。コロナ禍前の19年の国内観光旅行は54.3%だった。
2位は動画鑑賞で1.1ポイント増の38.1%。前年の3位から上昇した。前年2位の外食(日常的なものは除く)は3.6ポイント減の35.6%で3位へ順位を落とした。4位は読書(33.8%)、5位が音楽鑑賞(33.3%)となり、上位の動画鑑賞を含め室内で楽しめる余暇の人気も根強い。
また、仕事と余暇のどちらを重視するか質問したところ、余暇を重視する人の割合が67.8%と過去最高になった。調査は15〜79歳の男女を対象に今年2月にインターネットで実施。有効回答者数は3467人だった。確定版は10月に公表する。(佐藤克史)
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