体の内外からUVケアを ロート製薬と江崎グリコが紫外線ピークの8月に共同でイベント

[産経新聞]

　紫外線（UV）量がピークを迎える8月に合わせ、ロート製薬と江崎グリコは24日、UVケアの共同イベントを始めると発表した。紫外線は肌の老化を早めるだけでなく、白内障や生活習慣病などを引き起こす活性酸素を体内に発生させる。ロート製薬が運営する大阪市内の飲食店で、活性酸素を除去するビタミンCとEが豊富に取れる特別メニューを提供。日焼け止めを無料で試せるスペースも用意する。

「ロートレシピ」で提供される江崎グリコのアーモンドミルクを使った特別メニュー＝24日、大阪市北区

　気象庁が観測を始めた1990年以降、紫外線量の増加率は10年当たり4.6％となっている。空気がきれいになったことで、紫外線を散乱、吸収する大気汚染物質が減り、地表に届く紫外線量が増えているという。

　活性酸素を除去するビタミンCとEは体内で作れないことから、ロート製薬は「摂取したり塗ったりして対策することが大事」と説明。商業施設「NU茶屋町プラス」（大阪市北区）2階の飲食店「ロートレシピ」で、ビタミンCとEを手軽に取れる特別メニューを8月の1カ月間限定で提供する。

ロート製薬の日焼け止め商品を無料で試せるブース＝24日、大阪市北区

　江崎グリコのアーモンドミルクを生かしたサラダと総菜のセット（1580円）やドリンク（650円）を用意。店内ではロート製薬の日焼け止めを無料で試せるブースも設け、体の内外からUVケアを呼びかける。（田村慶子）