ニュース
» 2008年02月29日 19時46分 UPDATE

環境対策への取り組み、一歩先行くのは日本企業

ベリングポイントが発表したグリーン・サプライチェーングローバル調査によると、世界でも日本企業の環境対策の取り組みが進んでいることが分かる。

[ITmedia]

 ベリングポインは2月28日、サプライチェーンの観点から企業の環境対策を分析したグリーン・サプライチェーングローバル調査報告書をまとめた。それによると、環境対策の取り組みは日本企業が世界の一歩先を行っているようだ。

 同調査は、日米欧の主要621社を対象に2007年6月〜11月に実施したもの。

 環境対策実施年数を尋ねたところ、日本企業の85%は5年以上対策に取り組んでいると回答。英、仏、米の企業は32%、22%、52%で、日本企業が抜きんでた。また、環境対策関連部門の保有率も日本企業は95%と高く、全回答企業の55%を大きく上回った。

th_fig001.jpg 国別に見た環境対策実施年数(出典:ベリングポイント)
th_fig002.jpg 国別に見た環境対策関連部門保有率(出典:ベリングポイント)

 サプライチェーンの中の機能で、世界的に最も環境対策が実施されているのは「物流」で、「設計」と「リバースロジスティクス」(静脈物流)がそれぞれ59%と出遅れている状態。欧州や北米の流通経路は長くトラック輸送が主体のため、燃料高騰などが対策をいち早く押し進めている要因になっているようだ。

th_fig003.jpg サプライチェーン機能別の環境対策取り組み状況(出典:ベリングポイント)

 一方日本では、87%がグリーン設計に取り組んでいると回答しており、製品ライフサイクルを見通した環境対策が進んでいた。

 ベリングポイントのサプライチェーンマネージメントチームマネージングディレクター本木昌裕氏は「過去の公害対策やISO 活動、欧米の法規制対応および京都議定書に関する取り組みなどにより、日本企業は環境対策の実施率において欧米企業を大きくリードしていることが確認された」とコメントしている。

 グリーン・サプライチェーンとは、製品のライフサイクル全般を通じて、環境付加を低減するプロセスのこと。

関連キーワード

グリーンIT | ライフサイクル


Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「ITmedia エグゼクティブ」新規入会キャンペーン実施中!!  旅行券(5万円)をプレゼント!

「ITmedia エグゼクティブ」は上場企業および上場相当企業の課長職以上の方が約5500人参加している無料の会員制サービスです。
 会員の皆さまにご参加いただけるセミナーや勉強会などを通じた会員間の交流から「企業のあるべき姿」「企業の変革をつかさどるリーダーとしての役割」などを多角的に探っていきます。
 新規でご入会いただいた方の中から抽選でお1人さまに、JTB旅行券(5万円)をプレゼントします。初秋の旅で、日頃の疲れをいやしていただければと選びました。どうぞご応募ください。

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆