ニュース
» 2008年09月01日 11時55分 UPDATE

語学習得は独学志向に、ソフトウェア教材は31%増 矢野経済研究所調査

矢野経済研究所は2007年度の語学ビジネス市場の調査結果を発表した。大手英会話スクールの経営破たんなどが影響し、約2%の市場規模縮小となった。

[ITmedia]

 矢野経済研究所は8月29日、語学に関するビジネス市場の調査結果を発表した。2007年度の語学ビジネス市場全体(語学試験市場、通訳・翻訳ビジネス市場などを含む)で、前年度比1.9%減の8136億円となった。業界トップだった英会話スクール・NOVAの破たんや、関連する消費者トラブルなどが業界全体に波及したことが原因とみられる。

 一方、学習教材市場では、書籍教材が前年度比1%増の425億円、e-ラーニングが前年度比12%増の28億円、携帯ゲームを中心としたソフトウェアは前年度比31.1%増の78億円と大きく増加した。教材市場全体では前年度比1%増の2104億円となった。大手事業者破たんの影響などから語学の習得方法が独学にシフトしているとみている。

語学ビジネス市場規模推移2007年語学ビジネス市場分野別構成比 語学ビジネス市場規模推移(左)と2007年語学ビジネス市場分野別構成比(同社サイトより)

 今後の市場について、2007年度の市場全体規模は縮小したものの、企業のグローバル化を背景にビジネスパーソン向けやB2Bサービスの需要は確実に伸びている。また、プリスクール(英語のみで教育や託児を行う施設)市場は少子化にも関わらず拡大傾向が続くほか、携帯ゲーム機向けの語学学習ソフトウェアも増加している。2008年度の語学ビジネス市場全体は、前年度比1%増の8216億円、語学試験市場など周辺ビジネスを除いた語学ビジネス市場では、前年度比0.6%増の5531億円と予測している。

 調査期間は2008年4月〜6月。外国語学校、出版社、電子辞書メーカー、PCソフトメーカー、e-ラーニング事業者、通信教育事業者などを対象に実施した。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「ITmedia エグゼクティブ」新規入会キャンペーン実施中!!  旅行券(5万円)をプレゼント!

「ITmedia エグゼクティブ」は上場企業および上場相当企業の課長職以上の方が約5500人参加している無料の会員制サービスです。
 会員の皆さまにご参加いただけるセミナーや勉強会などを通じた会員間の交流から「企業のあるべき姿」「企業の変革をつかさどるリーダーとしての役割」などを多角的に探っていきます。
 新規でご入会いただいた方の中から抽選でお1人さまに、JTB旅行券(5万円)をプレゼントします。初秋の旅で、日頃の疲れをいやしていただければと選びました。どうぞご応募ください。

ピックアップコンテンツ

- PR -
世界基準と日本品質を極める Clients First with Innovation & Japan Quality

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆