日本航空は、Webサイトの強化にファスト サーチの検索技術を採用。検索キーワードに関連する情報をカテゴリー別に自動表示できるという。
ファスト サーチ&トランスファは9月27日、日本航空(JAL)のWebサイトにエンタープライズサーチプラットフォーム「FAST ESP」を導入したと発表した。
FAST ESPは、1秒当たり2000クエリの検索スピードを持ち、画像や音声、動画など390以上のファイルフォーマットを、各リポジトリから横断的に検索できる。ドキュメント全体ではなく、センテンスやパラグラフ単位で検索でき、「いつ、どこで、誰が、何を」といったメタ情報とクエリを結びつけた結果を表示できる特徴を持つ。
JALは、求めている情報やコンテンツにユーザーを誘導できるようにするため、FAST ESPの「ダイナミック ドリルダウン機能」を評価し、採用を決定したという。
これは、キーワードの検索結果から、ユーザーが次に必要とする情報を自動的に絞り込み、自動表示するもの。絞り込みの候補は、企業が求めるビジネス要件などから設計できる。
例えば「ニューヨーク線ビジネスクラスの機内サービス」について知りたい場合、「ニューヨーク」と入力すると、検索結果と同時に、検索キーワードに関連するカテゴリーが表示される。これにより、ユーザーが求める「ビジネスクラス」や「機内サービス」といった案内を一覧表示できるという。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授