科学技術分野の総本山である米国科学財団(NSF)は2020年までの展望として、以下のことを挙げている。
1. NSFは最新の基礎科学およびトランスフォーマティブな研究の原動力となること。
2. すべての一般市民、特にマイノリティなどの階層から人材を発掘すること。
3. 初等中等教育において理科教育の新しい教育方法を試すこと。博物館や大学などと協力し新しい教育方法をさらに強化すること。
4. 優れた研究者に必要な研究機材を提供し、世界に通用する提案を促進すること。
以上のように、米国の将来像を国内の社会、国際の両面から予測した。米国は軍事力(核)、食料、通貨(ドル)、イノベーション(技術)の各分野において国際的な基軸国家である。しかし、エネルギー(石油)などで必ずしも磐石な強さを持っておらず、EU、中国、インド、ロシアとの共存共栄を模索せざるを得ないだろう。今回の国際的な金融危機で世界勢力図は変化していくので、米国の一極支配が終わるのは否定できないだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授