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» 2009年03月25日 08時15分 公開

景気探検:プラザ合意をほうふつさせる円高・ドル安の動き (2/2)

[景気探検家・宅森昭吉,ITmedia]
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新生「EXILE」に期待

 しかし、年末にかけて明るい材料が出てくることが期待される。レコード大賞連覇の歌手が出ると、受賞1年目と2年目では12月末の景気の局面が違うというジンクスがある。過去、浜崎あゆみなど4人すべてがそうなっている。同じ歌手の曲が2年間も飽きられないのは、まわりの環境が大きく変化するからかもしれない。2008年のレコード大賞は「EXILE」が受賞した。CD、DVDなどのトータルセールスで195億円を2008年に売り上げた7人の実力派グループだ。3月1日にはさらに弟分の「J Soul Brothers」7名の新加入を発表した。新生「EXILE」は4月15日にマキシシングルを発売する。その中に収録される新曲の1つ「THE NEXT DOOR」はレッドソックス・松坂大輔投手の登場時のテーマ曲になる予定である。新たなヒット曲で、レコード大賞2連覇なるかどうか、このシングルCDの売り上げ動向は要注目である。

 2009年11月22日が最終回のNHK大河ドラマ「天地人」は、景気回復につながる種類のドラマではないが、3月1日までで平均23.85%という高視聴率だ。前回述べたように後番組の「坂の上の雲」は右肩上がりの時代の日本を描いた作品で景気下支え効果が期待できるが、「天地人」が高い視聴率をキープすれば、「坂の上の雲」も高視聴率が期待できよう。

 2009年の景気は年前半は相当厳しいが、10月ごろを谷としていったん緩やかな景気拡張局面に入っていくことを期待したい。


プロフィール

宅森昭吉(たくもり あきよし)

「景気ウォッチャー調査研究会」委員。過去に「動向把握早期化委員会」委員、「景気動向指数の改善に関する調査研究会」委員などを歴任。著書は「ジンクスで読む日本経済」(東洋経済新報社)など。



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