食品スーパー運営のライフコーポレーションはWindowsベースの基幹システムを新たに構築し、10月末にすべての業務の本番稼働を開始した。
食品スーパー運営のライフコーポレーションはWindowsベースの基幹システムを新たに構築し、10月末にすべての業務の本番稼働を開始した。システム構築を手掛けた日本ユニシスが10月2日に発表した。
新システムは、商品マスタ/特売・企画/本部や店舗の発注/仕入や支払いの管理、売り上げ精算などの業務を担うもので、発注から会計までのデータが連動する。日本ユニシスのチェーン店向けソリューション「OpenCentral」を基盤に据え、ミッションクリティカルな業務に適したWindowsベースのサーバ「Unisys Enterprise Server ES7000」を統合。2台のホストコンピュータで稼働させていた首都圏および近畿圏の基幹業務を統合するオープン環境として構築した。
首都圏を中心に200以上の店舗を持つライフコーポレーションは、システムの自動運用ができる管理ソフトウェアを導入。専任のオペレーターが複数人必要だったホスト環境を刷新し、人件費の削減につなげた。また、すでに稼働している情報系システムの強化を狙い、データの高速検索に適したデータウェアハウス専用のアプライアンスサーバ「Netezza」も導入。情報系システムに集まったデータを高速に検索できるようにした。
5月中旬に発注業務システムの稼働を開始。10月末には管理系業務を含むすべての業務システムを稼働させた。
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明治学院大学 経済学部准教授