ドイツSAPのエグゼクティブボードメンバーで、Chief Human Resourses Officerに話を聞いた。
ドイツのSAPは、人事担当の女性エグゼクティブボードメンバーを採用した。役職名は最高人事責任者(Chief Human Resourses Officer)。7月からアンゲリカ・ダマン氏が就任している。Royal Dutch ShellやUnileverといった非IT企業を経てSAPに入社したダマン氏に話を聞いた。
Royal Dutch Shellなどが100年以上の歴史を持つのに対して、SAPは三十年余りの若い会社であり、まだまだ成長する可能性があると考えています。
仕事で重要なのは結果です。オフィスに来て何時間机の前にいたか、というのは関係ありません。テクノロジーの進展などで在宅勤務などが広まりつつありますが、労働環境の多様化には対応するべきだと考えています。
今後の人材戦略の柱は、これまでと同様に「イノベーション」がキーワードです。SAPが世界的な優位性を築いたのもイノベーションへの注力があったこそです。欲しい人材は、ソフトウェアをよく理解しており、さらには、ビジネス効果とソフトウェアを併せて考えられる人です。
また、起業家精神を持っていることも重要と考えています。(談)
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授