NECビッグローブのTwitter利用動向調査によると、東日本大震災が起きた3月11日、Twitterに投稿されたツイートは普段の1.8倍に跳ね上がっていた。
東日本大震災が起きた3月11日、Twitterに投稿されたツイートは普段の1.8倍に──NECビッグローブが4月27日発表した震災後1カ月のTwitter利用動向調査によると、Twitterが安否確認に使われたほか、マスメディアやネット上の情報を組み合わせて有用な情報を発信・共有していく新しいスタイルが定着したようだという。
同社のTwitterデータ分析サービス「感°report」(かんどれぽーと)を使い、3月11日〜4月10日に投稿された7億3694万790ツイートについて調べた。
ツイート内に含まれたURLのドメイン別ではNHKが最多で、東京電力やasahi.com、47NEWS、毎日jpなどが情報ソースとして多く引用されていた。またGoogle Person Finderやフリージャーナリストの岩上安身さんによるUst中継なども多くツイートされており、「利用者ごとに様々な情報を収集し、報道と組み合わせ有用な情報を伝播していくという新しい動きが定着した」とみている。
Twitter上でユーザー同士のコラボレーションも置き、12日には「ヤシマ作戦」を含むツイートが15万3928件あった。公式RTの利用を呼びかける動きなどもあり、「報に対して受身になるのではなく、協力してより有益な情報を、必要な人に届けようとする行動が発生した」としている。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授