グズグズしない人の習慣ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(1/2 ページ)

リーダーで成功する人としない人の分かれ目は、グズグズしないか、グズグズしてしまうかだ。どうすれば変えることができるのか?

» 2018年04月26日 07時19分 公開
[中谷彰宏ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


ビジネス書の著者たちによる連載コーナー「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」バックナンバーへ。


グズグズする人は、おわび、言い訳でその場を乗り切ろうとする

『グズグズしない人の61の習慣』

 リーダーで成功する人としない人の分かれ目は、グズグズしないか、グズグズしてしまうかです。ここ一番に、グズグズする人とグズグズしない人の差は、普段の習慣で違いがあります。ここ一番でグズグズしないためには、普段の習慣を変えることなのです。

 リーダーの役割で大事なのは、失敗した局面です。いざ、失敗した時、グズグズする人は、おわびが多いのです。失敗が多いからではありません。何かうまくいかないことがあった時に、おわびで乗り越えようとするのです。

 おわびしている人は、実は反省していません。おわびの後に、「でもね……」とか「ひとつ、いいですか」とか、続きます。おわびの15秒後には、言い訳が来るのです。おわびは、言い訳をするための前振りとして持ってきているだけなのです。

 おわびをする人の特徴は、「すみません、すみません」と、「すみません」を2回言います。「すみません、すみません。ただ、言わせていただければ、なぜこうなったかというと……」と、続きます。その人にとって、おわびは「自分は悪くない」「悪いのは他の人だ」「仕方のない状況だった」という意味です。

 「自分は悪くない」と言う人は、今まで間違う体験をしてこなかった人です。過去に間違う体験をしている人は、間違ってもやり直せばいいと分かっています。

 優等生で育ってきたいい人は、「一度間違ったから、この世の終わり」と感じています。相手から「ダメなヤツ」と思われて、切り捨てられるという不安があるのです。だから、「すみません、すみません、私が悪いのではないのです。だから、切り捨てないでください」と言うのです。

 グズグズの根本は、切り捨てられることへの恐れです。

 子どもの時から間違ってばかりいる人は、間違っても切り捨てられないことが体験上、分かっています。そういう人は、グズグズしなくなります。優等生ほどグズグズします。

 まずは、おわびで逃げることをやめることです。グズグズしない人は、おわびをしないで行動するのです。

「予算がないので」と言いながら、懇親会は開いている。

 グズグズしない人は、言い訳をしません。言い訳で多いのは、「予算がないから、仕方がない」という言い訳です。

 ある時、「中谷さんの話を、ぜひうちの地域の経営者に聞かせたいと思います。小さな会で予算はないのですが、熱意はあります。来ていただけませんでしょうか」と、講演を依頼されました。そういうふうに言われると、断りにくいのです。

 ところが、その講演会に行くと、懇親会が豪華です。豪華な懇親会をする予算はあるのです。「懇親会なしで、その分、勉強しようという気持ちはないのかな」と感じました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆