国内のSMB企業で最も導入している財務管理アプリケーションは「勘定奉行」で、シェアの約3割を占めることが明らかになった。ノークリサーチ調べ。
IT調査会社のノークリサーチは9月17日、2008年の国内中堅・中小(SMB)企業における財務管理アプリケーションの導入状況に関する調査結果を発表した。パッケージソフトウェア別では、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「勘定奉行」が29.5%のシェアを占め、続いてピー・シー・エーの「PCA会計」が11.9%、弥生の「弥生会計」が11.3%となった。勘定奉行は2007年に引き続き首位を堅持した。年商50億円未満の企業の約6割は上位3製品のいずれかを導入していることが分かった。
パッケージ満足度評価のトップは弥生会計で、2位は勘定奉行、3位はPCA会計となった。導入予定のパッケージでは、勘定奉行がトップで、弥生会計、大塚商会「SMILEシリーズ」と続いた。価格や利用規模に違いはあるものの、満足度にあまり差はないとしている。
財務管理アプリケーションは、ほかのアプリケーションと比べてパッケージ導入率が高く、シェアは9割を超えるという。
同調査は、年商5億〜500億円のSMB企業7000社(有効回答1765件)を対象に、2008年6月〜9月の期間で実施。
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