国内大手メーカーにおける人員削減が止まらない。日産自動車は大規模な車両減産に加えて、すべての派遣社員を契約解除すると発表した。
日産自動車は12月17日、世界的な経済危機による業績悪化を受け、国内生産計画の見直しを図ると発表した。2009年1月以降に約7万8000台の減産を行うほか、約500人の派遣社員を同年3月末までにゼロに削減する。
今後、車両組み立て工場の3拠点(栃木、九州、追浜)では、非稼働日の設定やラインスピードダウンにより減産を継続する。エンジン工場の2拠点(横浜、いわき)では、車両組み立て工場の生産計画に応じて非稼働日を設定するほか、いわき工場のVQエンジン組み立てラインを1月以降に1直(グループ)化とする。
このたびの生産計画の見直しは、10月末の上期決算発表で公表した「2008年度にグローバルで20万台以上の減産を実施」をベースに、グローバル需要の最新動向を反映させた措置。これにより在庫増大リスクを回避しバランスのとれた製品供給体制を構築するとしている。
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明治学院大学 経済学部准教授