日本の国際的な競争力が大きく低下している。政府の発表によると、2007年度の1人当たりの名目GDPで日本は世界19位に転落した。
内閣府が12月25日に発表した2007年度の国民経済計算によると、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国における1人当たりの名目国内総生産(GDP)で日本は19位に転落したことが明らかになった。
2007年度の日本の1人当たり名目GDPは3万4326ドル(約404万円)。2006年度より4万円増え5年連続の増加となったが、世界ランキングでは前年度から1つ順位を下げ、過去最低の順位になった。主要7カ国(G7)の中では最下位だった。原因としては、欧州通貨が円に対して増価傾向にあったことなどが影響しているという。
日本の名目GDPは4兆3854億ドルで、米国に次いで2位を確保したものの、世界のGDPに占める比率は8.1%(対前年比0.9%減)となった。
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明治学院大学 経済学部准教授